私ならこの仕事できます。(終)
というようなカバーレター書いていませんか?
実際に、採用側に立って考えてみましょう。
これだけで、採用したいと思いますか?
多分、「なんでできるの?」というような反応をするでしょう。
そうです。
根拠が弱い書き方をすると、安心して任せる感じがしないので、採用されません。
今回は、私が、カバーレターを書く上で気をつけていることと、近直で決まった仕事のカバーレターを紹介します。
カバーレターの書き方に困っていたら、今回の考え方を取り入れてみてください。
Upworkでのカバーレターの書き方
私が、考えるカバーレターを書く上で一番大切なのは、
まず、NG例ですが、
根拠のないものと、精神論では、採用されないです。
例えば、頑張ります。のような文章。
これは、任せて大丈夫かの観点でみても、頷く人は、少ないと思います。
Upworkのカバーレターでは、根拠を推していけ!
まずは、一番重要なところからいきます。
根拠をあまり示さないのは、日本の風潮なのか、履歴書の志望動機の欄などは、ふわっとしていることが多いです。
しかし、相手は、海外、もっとしっかりとした「できるという根拠」を示さないといけません。
というか、できない仕事は、応募しないですよね?
心のどこかで「これ、俺にもできそうだな!」と思ったから応募をしようと思ったはずです。
それを、しっかり言語化していきます。
エンジニアであれば、「現在の会社では、〇〇を作っているので、その仕事できます。」
営業の人であれば、「現在の会社で、〇〇万円の売り上げを上げてきたので、その仕事できます。」
とか自分の近い経験を結びつけて、できる根拠を示しましょう。
これだけで、言葉の信頼性がグッと上がるはずです。
これは、完全に仕事にもよりますが、実際にやったことがない仕事でも、近い経験があれば、採用される可能性もあると思います。
私は、今まで、正式な通訳の仕事をしたことがありませんでしたが、翻訳の経験や海外経験などを書いて、通訳の仕事を取りました。
翻訳という直接的な経験がなくても、翻訳をこれだけ行い、こういうボランティアの経験もあるのか、じゃあ英語力は申し分ないし、任せても平気だろうと思われたわけです。
最初と最後は、完全にテンプレ
そして、一応、カバーレターなので、書き出しと終わりもしっかりとしておいた方がいいです。
私が使っているものは、
Hi! I’m writing to express my interest in your 〇〇 job.
というものと
Thank you for considering my application!
Best regards,
〇〇
です。
私の師であるChatGPT4-oがこういう書き方をしたので真似しています。
終わりの方は、もっと長かったですが、面倒なので、短くしました。
重要なのは、中身なのですが、体裁はしっかりと整えておくのも重要だと思います。
しかし、そこまで心配する必要もないと思っているので、ほぼテンプレを使用しています。
Upworkカバーレターの書き方実例
普通に恥ずかしいですが、私のUpworkのカバーレターを紹介します。
仕事内容は、ゲームイベントの通訳と翻訳の仕事です。
Hi! I’m writing to express my interest in your interpretation job.
I’m a native Japanese speaker and have a strong command of English.
I’m currently working as a freelance translator.
I have already done over a hundred of gaming blogs so I can handle gaming terminology.
I haven’t done professional interpretation jobs. However, I help my English speaking friends who learn Japanese many times. This experience can be helpful for your job.
Thank you for considering my application!
Best regards,
既に顔から火が出ていますが、採用されたのでよしとします。
ポイントとしては、根拠を2つしっかりと提示していることです。
例えば、2行目の、日本語ネイティブで、英語は上手ですよという文章も、「ほんとか?」と疑われたら、証明できませんし、そもそも返信が来なかったら、弁解の余地もありません。
そのため、100以上の翻訳をやってきたという経験と、非公式ながら、通訳に似た経験があることを提示して、英語力の裏付けと通訳ができるという根拠を示しました。
更に、相手もゲーム関係なので、自分がやったゲーム関係の経験を載せることで、他の人と差別化を図り、似たような業界をやったことがあるなら適切だろうと思わせることができました。
実際の会話では、この後に、どんなゲームをやったことがあるか聞かれ(一般的にいうポートフォリオ)、相手のゲームジャンルがわかんなかったので、ジャンルがばらけるように、ポートフォリオの提示をしました。
長期的な仕事をゲットしたいなら、Upworkでは、カバーレターをしっかりと書こう!
実際、AIのデータ集めのために録音するという仕事などは、ほぼ全員採用されるようなものなので、カバーレターは、重要ではないかもしれません。
しかし、よりプロフェッショナルな仕事を取りたいのであれば、しっかりと根拠を提示して、自分を売り出さないと採用されません。
自分の持っている根拠を提示して、たくさんの仕事をとっていきましょう!
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